意外にも好評だったこと
2021年10月28日
個展をやってみて思ったこと その2。
サイト青山には展示室が、AとBの2部屋あります。
広さはAの方が少し広いです。
今回は広い部屋に大きいコラージュ作品を展示し、
Bの少し狭い方には、過去のグラフィックデザインの作品を展示しました。
私がコラージュ作品を作り出すきっかけとなったのは
脚本家の桃井章氏からの舞台フライヤーのデザインを依頼されたことからでした。
忘れもしない、舞台「ロバくんとポニーちゃん」。
男がある夜寝ていると、昔妻だった女が隣に寝ていた。。。そんな出だしから始まるストーリー。
初めて写真を繋ぎ合わせたデザインでしたが、
店主にも気に入っていただけたので、安心しました。その時気づいたのは
「コラージュの力ってすごいな、一瞬で見た事のない世界に連れてってくれるんだ!」と。
そこからコラージュの魅力にはまっていったのでした。
そんなきっかけから、デザインにも度々コラージュを使用したり、
絵画作品を作るようになっていったのでした。
今回ギャラリーBの部屋を、桃井章氏の舞台フライヤーデザインの部屋にしてみたところ
作風のヴァリエーションが多岐に渡っており、これが同一人物のデザインした作品に見えないという
ご意見をいただき、またまた自分が見えていなかった作品の姿を
改めて認識できたのでした。
その人の作風ってあると思いますし、認識してもらえるってすごい事だと
思っていたのですが、違う作風をここまで作れるんだ自分って、というのも
またちょっとすごい気づきとなりましたし、これからの仕事への自信にも
繋げていけそうな気がしました。